請求QUICKでは、電帳法対応に準じた設定や書類の保存が可能です。この記事では請求QUICKに保存する電子データの仕組みについて解説します。
電帳法では、電子データで受領した書類は紙での保存が認められていないため、電帳法に則した形式で保存する必要があります。
また、紙で受領した書類は電帳法に従った一定の要件を満たした上で電子保存すれば、紙の原本は破棄できます。
請求QUICKでは書類の保存時に電帳法の判定がおこなえ、紙で受領した請求書(書類)も電子データで受領した請求書(書類)も電帳法に則した形式で保存できます。
また、紙で受領した書類は電帳法に従った一定の要件を満たした上で電子保存すれば、紙の原本は破棄できます。
請求QUICKでは書類の保存時に電帳法の判定がおこなえ、紙で受領した請求書(書類)も電子データで受領した請求書(書類)も電帳法に則した形式で保存できます。
請求書などの書類をマスタ設定する
請求書をはじめ、契約書や注文書などさまざまな書類を請求QUICKで保存可能です。
ただし、電帳法では書類を電子保存する場合、定められた要件を満たす必要があります。
保存する書類が「重要書類(契約書・領収書・請求書など)」か「一般書類(見積書など)」か、データの保存期間などに違いがあります。
電帳法に対応するために、自社の運用と合わせて書類の種別の事前設定が必要です。
書類の保存ルール、マスタ登録方法の詳細はこちら…
書類の種別を登録・変更・削除(使用不可に)する
書類の種別を登録・変更・削除(使用不可に)する
書類の種別マスタの登録には、ユーザーにマスタの「書類」の「編集」権限が必要です。
初期値では「請求書」と「請求書以外」が設定されています。
初期値以外の設定で登録をしたい場合は自社の運用にあわせて書類の種別を新規登録後にアップロードするようにしてください。
書類名 | 区分 | 入力方式 | 入力期間 |
請求書 | 重要書類 | 速やか方式 | 授受日から7営業日以内に入力 |
請求書以外 | 一般書類 | 適時入力方式 | 入力期間はありません |
紙データ・電子データどちらも電帳法に準じた形式か確認可能
請求QUICKに書類を保存する方法は以下の3種類です。
- 郵送(紙の請求書)で受領、スキャナで読み取りアップロード
- メール(電子ファイル)で受領、アップロード
- 請求QUICKで発行したメールアドレス・URLで直接の受取、保存
それぞれのアップロード方法はこちら…
受け取った請求書を保存する3つの方法
受け取った請求書を保存する3つの方法
上記のいずれの場合でも、電帳法に則した形式で保存できているか一覧画面で確認できます。
記号の内容は以下です。
- ○:電帳法の要件を満たしています
- △:電帳法の要件を満たしていない可能性があります
- ×:紙の原本保存が必要です
保存した書類の電帳法判定の詳細について知りたい方はこちら…
保存した書類の電帳法判定「○」「△」「×」に関して
保存した書類の電帳法判定「○」「△」「×」に関して
「△」の場合は書類の詳細画面でエラー内容が表示されるので、指示に従って手入力することで「○」に変更できます。
電帳法判定が「△」「×」だった場合の対応方法はこちら…
保存した請求書データの電帳法判定が「△」「×」の時の対応方法
保存した請求書データの電帳法判定が「△」「×」の時の対応方法
請求書以外にも、契約書や領収証なども手順に従って保存可能です。