請求QUICKでは請求書などの書類を電帳法に対応した形式での電子保存が可能です。
この記事では、保存した書類の電帳法判定について解説します。
請求QUICK上にアップロードした書類は「○」「△」「×」によって電帳法判定がおこなわれます。
本記事では判定の確認方法や電子データ・紙データの違いなどもご紹介します。
電帳法判定に関わる書類の種別設定については「書類の種別を登録・変更・削除する」の記事をご確認ください。
本記事では判定の確認方法や電子データ・紙データの違いなどもご紹介します。
電帳法判定に関わる書類の種別設定については「書類の種別を登録・変更・削除する」の記事をご確認ください。
電帳法判定の確認方法
請求QUICKトップの【書類管理】をクリックすると一覧画面が表示されます。
一番右側の欄に「電帳法」という項目があり、「○」「△」「×」で判定されています。
記号の内容は以下です。
- ○:電帳法の要件を満たしています
- △:電帳法の要件を満たしていない可能性があります
- ×:紙の原本保存が必要です
※判定基準は電子データ、紙データによって異なります。
一覧画面で判定が「△」「×」の場合は、一覧画面で個別の書類をクリック、詳細画面でアラートが出るため、入力内容の不備も確認できます。
アラートに沿ってデータ登録をおこなってください。
保存した書類を修正したい場合はこちら …
保存した請求書データの電帳法判定が「△」「×」の時の対応方法
保存した請求書データの電帳法判定が「△」「×」の時の対応方法
電子データの判定基準
メールやURLで受領した電子データの判定基準は以下です。
- ○:△に該当しない場合
- △:データ保存時、取引先・取引日・取引額(税込)もしくは取引額(税抜)のいずれかが未入力
- × :(電子データの場合、「×」の判定になることはありません。)
紙データの判定基準
紙で書類を受領後、スキャナなどでデータ取り込みをおこなった場合の判定基準は以下です。
- ○:△・×に該当しない場合
- △:1.2.のいずれか、または両方に該当する場合
1. 取引先・取引日・取引額(税込)・取引額(税抜)のいずれかが未入力
2.「ファイル情報 ※1」の条件を満たしていない場合 - × ※2 :保存期限の日付を超過している場合
※1 ファイル情報について
ファイル情報は書類の詳細画面で表示される項目です。
電子データの場合は手入力する必要はありません。
入力項目は以下をご確認ください。
保存要件 | データ条件 |
解像度(水平・垂直) |
どちらかもしくは両方が200dpi以上 |
解像度が不明 | 解像度が不明の場合はチェックします。 ※解像度が不明のファイルは「用紙サイズ」と「画素数」を入力することで電帳法の判定をします。 |
階調(ビットの高さ) |
重要書類の場合は24bit以上(カラーのみ) |
用紙サイズ | 解像度が読み取れなかった場合に「解像度が不明」にチェックを入れ、入力します。 用紙サイズを選択すると幅・高さが自動でセットされます |
画素数 |
解像度・階調が読み取れなかった場合に「解像度が不明」にチェックを入れ、入力します。 ※画素数は画像ファイルの プロパティー>詳細 から確認可能です。 |
スマートフォンなどで撮影した写真をアップロードすると、ファイル情報の解像度に「水平72dpi・垂直72dpi」と初期値が入力されています。
[解像度が不明]にチェックを入れ、実際の[用紙サイズ]と[画素数]を入力して保存してください。
[解像度が不明]にチェックを入れ、実際の[用紙サイズ]と[画素数]を入力して保存してください。
重要書類・一般書類の登録方法や電帳法の保存要件についてはこちら …
書類の種別を登録・変更・削除(使用不可に)する
書類の種別を登録・変更・削除(使用不可に)する
※2 「×」判定について
「×」判定の場合は紙の原本を保存しておく必要があります
おつかれさまでした!