この記事では、自社の振込元銀行口座を登録したり変更したりする手順を解説します。
- 自動口座登録口座 … 「自動明細取得」が利用可能
- 手動口座登録口座 … 入出金データを手動で登録
銀行振込データを作成する場合は、口座の登録後に「振込元設定」もおこなってください。
登録した銀行口座はのちに変更したり削除したりもできます。
会計ソフトに連携する振込元口座の「普通預金」や「当座預金」等の勘定科目と補助科目を設定できます。
この設定は「オーナー」と権限が付与された「管理者」「一般」ユーザーが利用可能です。
月31回以上になると、30回ごとに300円従量課金されます。また、1口座ごとに1カウントされます。
銀行口座のマスタ情報を登録・変更する
自動口座登録をおこなう
インターネットバンキングの口座を自動口座登録するときは、事前に以下を準備してください。
- 銀行名または銀行コード
- 支店コード
- 口座番号
- 銀行のWEBサイトにログインするためのIDとパスワード
1. 請求QUICKトップページの[設定]をクリックします。
2. 左側メニューの[マスタ]から[口座]を選択。
請求QUICKに登録済みの口座一覧画面が表示されたら、 画面右上の【自動口座登録】をクリックします。
3. 検索画面に、登録する口座の「銀行コードまたは銀行名」を入力。 条件が一致するものをクリックしてください。
↓
4. 「銀行コード:〇〇、銀行名:〇〇で口座登録を行います。よろしいですか?」と表示されたら【OK】をクリックします。
各銀行のオンラインバンキングの認証画面が表示されるので、必要な情報を入力して認証をおこないます。
5. 金融機関APIとの連携画面が表示されますので、[口座連携する]をクリック。
6. 口座連携が完了したら、請求QUICKの口座設定画面で口座の基本設定で各必要項目を入力します。
入力が完了したら【保存】をクリックしてください。
基本設定の登録項目の詳細は以下の表を確認ください。
基本設定の登録内容詳細
設定項目 | 設定内容 |
明細取得開始日 |
明細を取得する開始日 初期値は口座を登録した日の13ヶ月前が入力されています。 明細取得するたびに明細を取得した日に更新されます。 金融機関ごとに明細を保持している期間は異なります。詳細は各金融機関にご確認ください。 |
明細自動取得設定 ※自動口座登録した口座のみ |
自動口座登録している口座の入金明細を自動で取得するスケジュールを設定。 週2回 / 週1回 / 月1回 / なし から設定でき、設定したスケジュールで自動で明細が取得されます。 初期値は週2回(火曜、木曜)AM8:00〜 が設定されています。 |
管理No. |
銀行口座ごとの固有番号 [手動で設定する]をチェックすると手動で入力可能。 |
銀行コード / 銀行名 / 支店コード / 支店名 |
銀行コード / 銀行名 / 支店コード / 支店名を入力 ※口座連携すると自動で登録されます。 |
口座種別 |
「普通」「当座」のいずれかを選択。 |
口座番号 |
口座番号7桁を入力。 |
口座名義人 | 口座名義人を入力 |
表示名 |
口座一覧画面での表示名を設定 初期値は[銀行名][支店名][口座種別][口座番号]がセット設定されます。 |
説明 |
この口座の説明を記載。 |
+閲覧可能者を追加 |
この口座の閲覧可能者となるユーザーを追加。 |
+部門を追加 |
この口座の閲覧可能者となる所属を追加。 |
他に口座の入出金の管理をおこなうユーザーがいる場合は、閲覧可能者にユーザーを追加するか部門で指定してください。
■口座番号は7桁で入力してください。
7桁に満たない場合は、 口座番号の頭に「0」を付けて7桁になるように調整が必要です。
詳しくはお使いの金融機関にご確認ください。
7. 口座連携が完了したら、画面上部の[振込元設定]をクリックします。
支払処理(銀行振込データ作成)に必要な振込依頼人コードなどを入力します。入力が完了したら【保存】をクリックしてください。
登録項目の詳細は以下の表を確認ください。
振込元設定の登録内容詳細
設定項目 | 設定内容 |
振込依頼人コード ※ |
金融機関から割り当てられる総合振込データに記載が必要な10桁のコード。 |
振込依頼人名 | 取引先に表示される振込元の名称 |
振込手数料の差引額 |
振込手数料を先方(取引先)で負担する場合の金額を入力。 同行同支店・同行他支店・他行、3万円未満・3万円以上でそれぞれ金額設定が可能です。 設定した差引額で銀行振込データの振込金額が計算されます。 |
差引額の判定基準 ※ | 差引前の金額 / 差引後の金額のどちらかを選択 |
金融機関によっては「委託者コード」「会社コード」という名称で発行されている場合があります。
コードが分からない場合は金融機関へお問い合わせください。
金融機関の方に伝わらない場合は、「全国銀行協会が規定するレコードフォーマットで利用する依頼者を特定する10桁のコード」とご説明ください。
また、PayPay銀行は振込依頼人コードが存在しないため「不要」にチェックを入れてください。
■差引額の判定基準について …
「差引後の金額」を選択した場合、支払額が3万円以上でも振込手数料差引後の金額が3万円未満となる場合には「3万円未満の手数料」の金額を適用します。
8. 仕訳連携を設定する場合は、[仕訳連携]タブをクリックし、勘定科目コードや勘定科目名等を入力し、[保存]をクリックします。
仕訳出力する勘定科目と補助科目を設定できます。仕訳データを作成しない場合は、未入力で大丈夫です。
これで、振込元銀行口座の登録が完了です。
おつかれさまでした!
手動口座登録をおこなう
手動口座を利用する場合は、入出金データを自分で請求QUICKに手入力することになります。
1. 請求QUICKトップページの[設定]をクリックします。
2. 左側メニューの[マスタ]から[口座]を選択。
請求QUICKに登録済みの口座一覧画面が表示されたら、画面右上の【v】をクリックして、[手動口座登録]を選択します。
3. 「口座作成」画面に切り替わるので、必要事項を入力し、完了したら最下段の【保存】をクリックしてください。
入力項目の詳細は「自動口座登録をおこなう」の【6】にある表をご確認ください。
4. 画面上部に「口座を作成しました」と表示されます。
5.支払処理(銀行振込データ作成)をおこなう場合は続けて[振込元設定]の登録をおこなってください。
詳しい項目は入力項目の詳細は「自動口座登録をおこなう」の手順【7】をご確認ください。
6.仕訳連携の設定を変更する場合は、[仕訳連携]タブをクリックし、勘定科目コードや勘定科目名等を入力し、[保存]をクリックします。
これで、振込元銀行口座の登録が完了です。
おつかれさまでした!
銀行口座のマスタ情報を変更する
さらに該当口座の閲覧可能者に登録されている、もしくは自分の部門が登録されている必要があります。
※上記条件に一致しないユーザーには口座マスタ画面に該当口座情報が表示されません。
1. 請求QUICKトップページの[設定]をクリックします。
2. 左側メニューの[マスタ]から[口座]を選択。
請求QUICKに登録済みの口座一覧画面が表示されたら、 マスタ情報を変更したい口座の行をクリックします。
3. 口座の閲覧画面が表示されたら画面右上の[編集]をクリックし、 詳細画面で変更したい項目を修正してください。
口座の基本情報については「自動口座登録をおこなう」の【6】にある表をご確認ください。
振込元設定については「自動口座登録をおこなう」の手順【7】にある表をご確認ください。
仕訳連携については「自動口座登録をおこなう」の手順【8】にある表をご確認ください。
4. 修正が完了したら、画面左下の【保存】をクリックします。
これで、口座情報の変更は完了です。
おつかれさまでした!
銀行口座のマスタ情報を削除する
口座の詳細画面で確認してから一件ずつ削除する方法と、一覧画面から削除する方法の二通りがあります。
■本設定をおこなうと、請求QUICKからデータが完全に削除されるので、後から復活させることはできません。 一時的に利用不可にしたい口座は「使用不可」の設定をおこなってください。
詳細画面から削除する
1. 請求QUICKトップページの[設定]をクリックします。
2. 左側メニューの[マスタ]から[口座]を選択。
請求QUICKに登録済みの口座一覧画面が表示されたら、 マスタ情報を削除したい口座の行をクリックします。
3. 口座の詳細画面が表示されたら画面右上の[編集]をクリックします。
4.画面を下にスクロールし、[…]をクリックします。プルアップメニューから[削除]を選択します。
5.「この口座を削除してもよろしいですか?」と表示されたら、[削除]をクリックします。
6.「口座を削除しました。」と表示されます。[OK]をクリックすると、口座の一覧画面に戻ります。
これで、口座情報を削除する手順は完了です。
おつかれさまでした!
一覧画面から削除する
1. 請求QUICKトップページの[設定]をクリックします。
2. 左側メニューの[マスタ]から[口座]を選択。
3.口座の一覧画面が表示されたら、 削除したい口座の左側にチェックをつけます。
3. 削除したい口座の行にチェックをつけたら、画面左下の[…]をクリックします。プルアップメニューから[削除]を選択します。
4.「選択した◯件の口座を削除します。よろしいですか?」と表示されたら、右下の[削除]をクリックします。
5.「◯件の口座を削除しました」と表示されます。
これで、口座情報を削除する手順は完了です。
おつかれさまでした!
マスタ情報を使用不可にする
詳細画面から使用不可にする
1. 請求QUICKトップページの[設定]をクリックします。
2. 左側メニューの[マスタ]から[口座]を選択。
3.口座の一覧画面が表示されたら、 使用不可にしたい口座の行をクリックします。
4. 口座情報の詳細が表示されたら画面右上の[編集]をクリックします。
5. 編集画面の下段にある[使用不可にする]にチェックを入れて、【保存】をクリックしてください。(使用可能に戻したいときは、チェックを外します。)
6.「保存しました」と表示されます。
これで、口座情報を使用不可にする手順は完了です。
おつかれさまでした!
一覧画面から使用不可にする
1. 請求QUICKトップページの[設定]をクリックします。
2. 左側メニューの[マスタ]から[口座]を選択。
3.口座の一覧画面が表示されたら、 使用不可にしたい口座の左側にチェックをつけます。
4. 使用不可にしたい口座の行にチェックをつけたら、画面左下の[…]をクリックします。
プルアップメニューから[使用不可にする]を選択します。(使用可能に戻したい場合は、[使用可能に戻す]を選択します。)
5. 「選択した◯件の口座を使用不可にしてもよろしいですか?」と表示されたら、右下の[OK]をクリックします。
6.「◯件の口座を使用不可にしました」と表示されます。
これで、口座情報を使用不可にする手順は完了です。
おつかれさまでした!